松野屋 (マツノヤ) 東北クロッシェ 笹編みショルダー

松野屋 (マツノヤ) 東北クロッシェ 笹編みショルダー

販売価格: 18,700(税込)

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商品詳細

 

松野屋 (マツノヤ) 東北クロッシェ 笹編みショルダー のご紹介です。

 

 

自然豊かな岩手県遠野市に拠点を置く、"東北クロッシェ"。

ここには宮古、大船渡、陸前高田、遠野などから集まった編みもの手仕事を得意とする女性がたくさん在籍しています。

はじまりは、2011年の東日本大震災直後。

生きるチカラをなくしかけていたとき、ボランティアによる編みもの講習会からはじまった集まりは、

やがてそれぞれの希望となり、みなプロの編み手になるまでに成長し、誕生したのが、"東北クロッシェ" です。

 

冬が長く厳しい東北地方ではかつて、各家庭で羊を飼い、その毛から糸を紡ぎ、編みもの手仕事をしてきました。

東北の女性たちの手編みの技術を、きちんとした仕事としてカタチにしたい。

そんな思いから生まれたのが東北クロッシェです。

くま笹を漉き込んだ和紙を糸にして、丁寧に編み込んでいます。

 

"日本のヘビーデューティー" とも呼べる逸品で、アートピースとしてではなく、

日常に溶け込むデイリーなアイテムとして、是非、ご愛用ください。

 

 

 

MADE IN JAPAN (岩手県)

 

material : くま笹 / 和紙

 

size

: ONE ( 高さ 約29cm / 幅 約32cm / ハンドル全長 約90cm )

 

※天然素材によるハンドメイドの為、色、形、サイズ等に若干の個体差がある場合がございます。

※製品の性質上、黒ずみ・割れ・ささくれ・とげ等がある場合がございますが、

不良品ではございませんのでご了承ください。

 

 


 

 

 

松野屋が考える、"現代の荒物"

 

かつて "荒物" といえば、町の荒物屋が扱う掃除用具や調理器具、買い物かごなど、暮らしの道具全般のことだった。

プラスチック製品が少なかった時代、材料の多くは竹、木、籐、ワラといった燃やせば自然に帰る天然素材や、

トタンやアルミなどの丈夫で半永久的に使える金属。

共通していたのは、使い勝手がよく頑丈なつくり、経年変化が愛着を生み、それでいて価格は手頃なこと。

高級な工芸品とも、味気ない大量生産品とも一線を画した、ちょうどいい暮らしの道具たちだった。

なかには、生活様式の変化にともない本来の用途を失ってしまったものや、

プラスチック製品や電化製品に取って代わられてしまったものもある。

しかし、その優れた機能や機能美を見直したり、現代の暮らしに即した新たな役割を見出したりすれば、

"現代の荒物" として活躍できる道具はまだまだあるはず。

その思いとともに、今日も松野屋は "現代の荒物" とその作り手を探し続けている。